週間バーチカル手帳とは、ノートを1週間縦に分けて、時間軸をつけた手調です。
何よりの特徴は時間管理に特化していること。
そんな週間バーチカル手帳の使い方を大きく2つに分けてご紹介します。
使い方1 タイムスケジュール
バーチカル手帳の最大の魅力は時間管理と申しましたが、活かし方のひとつがタイムスケジュールです。
例えば、この週は大学のオンライン授業があったのですが、授業の開始時刻と終了時刻に線を引いています。
こうすることでこの時間は他のことに使えないことがわかります。
逆を言うと囲われていない時間は自由に使うことができます。
そこでその時間をどう使うのか考えるのにこのバーチカルが役に立つのです。
また、時間が確定しない流動的な予定は付箋に書いて貼るようにします。
そうすることで、だいたいこのあたりの時間は開けておこう、とざっくりとした目安になるのです。
この使いかたの最も優れた点はスキマ時間を有効活用できることです。
予定と予定の間に何かできないかな?
あるいは予定を詰めすぎているから休憩時間をここで挟もう、と計画することができるのです。
使い方2 ライフログ
今度は全く逆の使い方をします。
例えば、起きた時間、ご飯の時間、就労時間、買い物をした時間、夜寝た時間……など、1日の行動を記録していきます。
記録するメリットは、生活リズム(例えば睡眠時間)が整ったり、日記的な意味合いもあります。
また、持病のある方は体調の変化を時間単位で記録したり、今日は外出できたけど昨日はできなかった、と比べたり、あとは頓服薬を服薬した時刻もできます。
ライフログを残すことで生活が整うというのは言えるでしょう。
他の使い方
その他の使い方として、時間軸を全く無視するというものがあります。
例えば横に4分割して、朝食、昼食、夕食、おやつ、と食べたものを記録して1週間見比べる、または先にメニューを書き込んで献立表にするという使い方もできます。
かならずしもテンプレート通りに使う必要はないのです。
過去と未来と
タイムスケジュールは未来のことを書きます。この先どう時間を使うか考える。そのような使い方です。
一方ライフログは過去のことを書きます。この一週間どんな暮らしを自分はしていたのか。見詰めなおす使い方です。
注意していただきたいのは、このタイムスケジュールとライフログを同じ時間軸の中では欠かないほうが良いです。
立てていた予定が変わってしまってライフログのために書き直す、というのはとても難しい方法です。
しかしちゃんと解決策があります。
それはバーチカルの時間軸を縦に2分割することです。
片方にタイムスケジュール(予定)、方法にライフログ(記録)を書きます。
すると、予定通りに物事が進んだのか把握することができるという新たな利点が生まれます。
時間内に仕事や勉強が終わらせられるかなどタスクをこなす人に向いた使い方です。
多彩な使い方ができるバーチカル手帳。
あなたも使ってみませんか?