システム手帳のリフィルにはさまざまな形があります。
レフト、バーチカル、ホリゾンタル……他にも具体的な名前のついていない形がたくさんあります。
そんな中、僕が出会ったのはレフトバーチカルという形でした。
しかし探してもどこのメーカーからも出ていない。
じゃあ作ってしまえ! と手作りリフィルの沼に足を踏み入れたのです。
週間レフトバーチカルとは
そもそも週間レフトバーチカルとはどんなリフィルなのでしょうか。
レフトバーチカルとは左ページに1週間分のバーチカル、1日のタイムテーブルが書ける形式で、右ページがメモページになっています。
一般的な週間レフトが横に分割しているのに対して、レフトバーチカルは縦に分割しています。
横分割のレフトタイプでも時間軸付きのものはありますが、利便性ではやはり縦分割には劣ります。
一方、見開き1ページを使ったバーチカルタイプではメモスペースが極端に少ないです。
あったとしても上下に少しか、8分割したうちの1列です。
僕に週間レフトバーチカルが合う理由
僕は週間レフトと週間バーチカルを併用してます。
週間レフトは右のメモページに1週間分のタスクを書き出し、左の週間ページにタスクを振り分け、週間バーチカルページに移動してその日のタスクを時間軸に落とし込んでいました。
しかし、正直レフトにタスクを振り分けてバーチカルに移動するのは少々手間でした。
図にすると
週間レフトの右に1週間分のタスク書き出し
↓
週間レフトの右に1日分のタスク振り分け
↓
週間バーチカルに振り分けたタスクの落とし込み
という手順だったのですが、この真ん中の「1日分のタスク振り分け」を直接週間バーチカルにできたら楽だなと考えたわけです。
週間レフトバーチカルの手作りリフィルを作る
早速週間レフトバーチカルのリフィル作りにとりかかりました。
用意したもの
- 5ミリ方眼リフィル(バイブル)
- マスキングテープ
- タイムスケジュールスタンプ
- シャープペンシルまたは鉛筆
- けしごむ
タイムスケジュールスタンプは以前、手作り付箋用に購入したものを使用しました。
サイズがぴったりで驚きました。
完成形は上段3日間、下段4日間の曜日均等タイプです。
作り方
1.穴の上にマスキングテープを貼る
このままスタンプを押すと穴の上にもインクが通ってしまいます。
なのでにかぶるラインに縦にマスキングテープを貼ります。
2.5ミリ方眼リフィルに印をつける
上下の中央に当たる位置にまず印をつけます。
穴のある側を右側にし、4マス間隔で印をつけます。
3.スタンプを押す
スタンプの角をつけた印の角に合わせて押していきます。
方眼リフィルにしたのはこのとき水平垂直をきれいに保つガイドにするためです。
方眼リフィルの線が気になる方は無地リフィルにガイド線をシャーペンでしっかり書くようにしましょう。
4.印を消し、マスキングテープを剥がす
インクが滲まないようにシャープペンシルの印を消し、穴を保護していたマスキングテープを剥がして完成です。
僕には週間レフトバーチカルが合っている
完成した週間レフトバーチカルは少し横幅が狭く感じるかもしれませんが十分使うことができます。
余分だったタスクの振り分けの書き写しがなくなり作業効率もあがりました。
また、週間レフトと週間バーチカルを統合したためページ数が半分に。ロロマクラシックのダイエットにもつながりました。
合うリフィルは人それぞれです。
今の僕の場合は週間レフトバーチカルがぴったりフィットしています。
どこかのメーカーが作ってくれたら楽なんですけどね。
手作りリフィルも楽しんで、よりよい手帳作りを目指していきます。