持ち物を極限まで減らしたシンプルな生活を送るミニマリスト。
憧れる人も少なくはないのではないでしょうか。
そんなミニマリストが筆箱を持つとしたらどんな中身になるのか検証してみました。
必要最低限の筆箱の中身
ここでは学校生活やオフィスワークで必要な文房具について扱っていきたいと思います。
そもそもミニマリストの人は筆箱を持たないんじゃないかとも思うのですが、仮に持ったとしたらどうなるのかという検証です。
必要になるであろうものは
- 書くもの
- 消すもの
- 塗るもの
- 切るもの
- 貼るもの
- 紙もの
だと考えます。
ではそれぞれ考察していきます。
書くもの、消すもの
書くものと消すものはセットで考えます。
シャープペンシルなら消しゴム、ボールペンや万年筆なら修正ペン・修正テープですね。
しかしこの2アイテムを1アイテムに減らせるものがあります。それはフリクションボールです。
フリクションボールはペンの頭にあるラバーでこすることで書いたものが消えるボールペンです。
これでアイテムがひとつ少なく済みます。
また、複数色使える複合ボールペンの場合、例えば小テストの丸つけの赤ペンやノートの色分け、仕事の書類の修正書き込みにも使えるので複合ボールペンがいいでしょう。
塗るもの
塗るものというのはマーカーのことです。
教科書や資料のマーキングに必須のアイテムとなっています。
オススメなのがマークタス。教科書などのマーキングは2色程度あると便利なのですが、マークタスは1本で2色のマーカーとして使うことができます。
はっきりカラーと控えめカラーの同系色のセットと、メインカラーとグレーのセットのものがあります。
同系色やモノトーンと色の組み合わせは色数を少なく抑えて紙面をシンプルに仕上げることができるので紙面までミニマムになります。
切るもの
切るものはハサミやカッターですね。
紙を切る以外にも買ったもののタグを切ったり、おやつの袋を開けたりなど使う場面は多々あります。
ミニマムな筆箱に仕上げるにはすべてペン型で揃えることで細くコンパクトにまとめることができます。
なのでペン型のハサミを使用することをおすすめします。
貼るもの
貼るものはのりやテープです。
切るもの同様ペン型で揃えることで非常にミニマムに収納することができます。
僕はペン型のスティックのりを使用しています。
紙もの
紙ものは付箋紙やメモ帳を指します。
小型のメモ帳は筆箱とは別に持つとして、筆箱に入る付箋紙について考えていきます。
付箋紙にはページの目印となるマーキングタイプと、付箋紙に書き込んで追記するノートタイプがあります。
その両方を兼ねているのが少し大きめのフィルム付箋です。
例えばペントネは42×12ミリの人差し指の第2関節くらいまでのサイズで、ビビッドなカラーでマーキングにもなりますし、ほどよい紙面のサイズなので少しのメモなら書いて貼ることができます。
また繰り返しになりますが、こちらもペン型の商品なのでペンケースの中でペン類と一緒にスマートに並ぶことができます。
ミニマムな筆箱本体
筆箱本体でミニマムなものだと、たとえばフラッティのペンケースタイプ。薄型でコンパクトにまとまります。
またリヒトラブのフラットタイプはペン型の文具の収納に適しています。容量としてはもっと小さなペンケースでもいいかもしれません。
シンプルなデザインで言ったら無印良品のペンケースもオススメです。硬質のプラスチックなので必要以上にものが増えることがありません。シンプルに持つことができるのでオススメです。
ミニマムとは機能をまとめること
持ち物を減らすためにはより機能的なものを使い、ひとつのものに機能を集約することが必要になってきます。
しかしその機能は果たして自分にとって必要なのかという問いかけも忘れてはいけません。
必要な機能を自分の中で見つけてまとめていく。それがミニマリストの筆箱作りのポイントかもしれませんね。