僕の父は今年、還暦を迎えます。
そんな風には見えないほど若々しいのですが、もうそんな歳なんだなあとなんだかしみじみ思ってしまいました。
そこで僕はお正月に父にシステム手帳をプレゼントしました。
不器用な娘なりのコミュニケーションです。
ある日の文房具店で
買い物ついでに文房具店に寄ったところ、父がトラベラーズノートを見ていました。
話を聞くと「革っていいよなあ」とのことで、僕がいつも行くシステム手帳コーナーに案内しました。
父は寡黙な人ですが、僕が手帳についてあれこれ話していると一言二言感想を言いました。
その中で、アシュフォードのマイクロ5手帳を手に「これいいなあ」とぼそっと呟きました。
なんだか嬉しくて、そのことをはっきり記憶しました。
後日、母に相談してそのマイクロ5手帳を買い、正月の朝に渡しました。
父は驚いていたけどとても嬉しそうで、渡してよかったと心から思いました。
システム手帳のプレゼントには続きがある
システム手帳を開封した父に僕は「中身を一緒に買いに行こう」と提案しました。
普段、仕事で忙しい父と過ごせる時間を作る、というのも狙いのひとつでした。
どんなリフィルがあるのか説明して、父が選ぶところをじっと見ていました。
口数の少ない父ですが、お礼がしたいと僕にマステを2本買ってくれました。
無口で何考えてるかよく分からない父だけど、律儀な人だなと嬉しくなりました。
文房具は親子のコミュニケーションツールになる
父と文房具を一緒に見て選ぶ。
そんな些細な時間もなんだか嬉しくて、改めて父への尊敬と文房具の良さを感じました。
あなたも誰か大切な人に文房具を贈ってみませんか?
いつもそばにある、大切な一品になりますよ。