手帳とふたり

手帳でふたり暮らしをていねいにととのえる

応用問題が解けない? 数学がもっと得意になる勉強法

この記事をシェアする

今回は小中高校生向けの記事です。

もちろん数学勉強中の大人の方も参考にしてくださいね。

 

数学の問題、計算問題や基本問題は解けるけど、応用問題が解けない。

そんな悩みを抱える人もいるかと思います。

僕は数学が大好きで、高校1年で数学検定2級を取得しました。

そんな僕からちょっとしたアドバイスです。

 

 

 

公式を丸暗記してない?

数学は公式に当てはめれば基本的には解けます。そういうパズル的側面もあります。

でもだからって公式を単語帳に書いて何度も見て「覚えて」いませんか

数学は暗記科目ではなく技術科目だと思ってください。

覚えていても「使いこなす」ことができなければ意味がないんです。

 

公式を日本語にしてみよう

たとえばs=√{1/(n-1)Σ(xi-x¯)^2}という公式があって、あなたはこの文字列通りに暗記したとします。確かにこの公式をそのまま使う問題は解けるでしょう。しかしその先の応用につなげるには、この公式の意味をちゃんと理解する必要があります。

理解できているかどうか試す方法は2つあります。

ひとつは自分の手でその公式を作ってみること。

もうひとつは、公式を日本語に直してみることです。

例えば上記の式だと「標本の標準偏差はそれぞれの値から算術平均を引いたものを二乗することによって正負をなくしたものを全て足して、値の個数から1引いたもので割ったものの正の平方根である」となります。

こうすることで「じゃあ標準偏差って?」「算術平均って何だっけ」「なんで値の個数から1引くの?」とどんどん数学の世界が繋がって広がっていきます。

そして、算術平均を扱った応用問題に対応できるようになったり、「なんで?」とおもったことからさらに知識が広がります。

 

数式は扱えるようになって意味がある

数式を自在に操れるようになるにはそれなりの鍛錬が必要です。そのために問題をたくさん解くのです。

でもたまには基本に戻って、この式ってどんな意味があるのかな?と考えてみてください。

基本をしっかり身につけることが応用問題への道です。

 

オススメの著書

僕が大好きな数学の著書です。

 

 

この『数学ガール』シリーズは僕が中学生の時に出会いました。

中学生の時も、大学生の今も楽しめる美しい数学の物語です。

「僕」と「数学ガール」たちとの恋模様にも注目です。

数学が好きな人、好きになりたい人は是非読んでみてくださいね。

 

 

あわせて読みたい

 

あわせて読みたい