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システム手帳手作りインデックスの作り方講座

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100均で手張りラミネートシートが売られているのをご存じでしょうか?
ラミネーターがなくても手軽に紙をラミネートすることができます。
今回はそのラミネートシートを使ってシステム手帳のタブ付きインデックスシートを作っていきます。
ここではバイブルサイズのものを制作していきます。

 

 


用意する物

材料

  • お好きなポストカード6枚
  • 最厚口のコピー用紙A4
  • ラミネートフィルムA5を6枚またはA4を3枚
  • インデックス付箋


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インデックス付箋とは無印良品の商品で、白からオレンジまでのグラデーションで4色セットで販売されています。
今回は白を使用します。

 

 


道具

  • 家庭用コピー機
  • 透明のバイブルサイズリフター
  • 捨ててもいい紙リフィル1枚
  • 除光液
  • ティッシュペーパー
  • ハサミ
  • 1つ穴用穴開けパンチ(もしくは6穴パンチ)
  • 定規
  • 油性ペン
  • 鉛筆
  • 消しゴム

 


手順1 ポストカードをコピーする

まず、インデックスの元となる紙を用意します。
ポストカードそのままでは小さすぎるので、A4サイズの厚紙に印刷してしようします。


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コピー機にこのように離してセットし、等倍でカラーコピーします。画質は「きれい」を選択します。


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このように2枚ずつ印刷できました。これを加工してインデックスにしていきます。

クリエイターの作品を無断で複製し譲渡または販売することは絶対にしてはいけません。必ず個人使用の範囲で作成を行ってください。
また、インターネット上にあるイラストや写真も同様に使用して無断で配布・販売することは絶対におやめください。


手順2 手帳サイズに紙を裁断する


印刷した紙に透明のリフターを当ててバイブルサイズにしていきます。


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絵柄がちょうどよいところになるように調整してリフターを基準にぐるりと印をつけてください。
しかし注意しなくてはいけないことがあります。
ラミネートは周囲5ミリずつ余白が必要となります。
その5ミリ分内側に小さくなることに注意して絵柄の場所を選んでください。
印をつけたら定規で5ミリ計って内側に線を1周書きます。


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このサイズが紙の裁断サイズとなります。
ハサミで裁断したら外周の鉛筆の線を消しゴムで消します。
この一手間が出来映えを左右するので忘れずに消してください。


手順3 インデックスをつける

続いて、インデックス付箋の登場です。
このインデックス付箋がインデックスのタブになります。
制作しているインデックスの最上部と最下部はラミネートの余白が5ミリあります。
それを考慮して端に貼るインデックスは左右それぞれ5ミリずつカットしてください。


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インデックスを貼る場所を確認するためにまず一枚のシートに全ての、計6枚のインデックス付箋を貼ってバランスを確認してください。


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端に来るインデックス付箋は端を切り落としたため角が直角になっているはずです。
バランスが取れたらインデックス付箋を各シートに貼ってください。絵柄が隠れないよう裏から貼りましょう。

 

手順4 ラミネートシートを貼る

いよいよラミネートしていきます。
ラミネートはとても簡単で、フィルムの間にシートを挟んで空気を押し出すように押さえるだけです。
A5サイズの場合は中央に。
今回僕はA4サイズしか手に入らなかったので均等に離して2シートを1枚のラミネートシートで貼りました。

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手順5 裁断サイズに印をつける

ここからが最難関です。
印つけには油性ペンを使います。
まずA4でラミネートしてしまった場合はシートをそれぞれに分けてください。
次に、全てのシートをタブの位置が合うように重ね合わせてください。
ラミネートシートは透明なので下のタブが透けて見えます。
まずはタブの間隔を揃えてください。
次に一番上のシートに、全てのシートが収まるよう透明のリフターを当て、上下のみの印をつけます。このとき、この印は長く伸ばしておいてください。
そして他のシートは印をつけたシートとタブのバランスをそのままに重ねて印をつけていってください。


つづいて、タブの高さを揃えます。
また同じように6枚重ねてタブの高さを揃えます。
インデックスシールの縁が一直線になるようにしましょう。
インデックスシールの縁から5ミリが基準の線になります。一番上のシートに線を引きましょう。
また他のシートに書き写す基準になるのでインデックス付箋の縁の線も書いておきましょう。
そしてリフターを左右が5ミリずつの余白になるように当て、印をつけます。
では、他のシートに書き写していきます。
先程の上下の線とインデックス付箋の基準の線を合わせてタブの縁取りとインデックスシートの左右の線を引きます。
これで印付けは完了です。



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油性ペンですが失敗しても大丈夫なので恐れずに納得いくまで印をつけてください。

 


手順6 裁断する

印をつけたインデックスシートをハサミで裁断します。
比較的柔らかいので簡単に切ることができます。


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切ったものがこちら。

油性ペンだらけですね。でもご安心ください。


手順7 除光液で磨く

油性ペンのインクは除光液で消すことができます。
除光液とは主にマニキュアを落とすための液体で、100均でもコスメコーナーにあります。
ティッシュペーパーに少量含ませて裁断したシートを磨いていきます。
縁を挟んですべらせるようにするとうまくできますよ。


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これで綺麗なシートができました。
行程はあと1つです。

 

手順8 リング穴をあける

いよいよ大詰めです。
完成したインデックスシートにシステム手帳のリング穴を開けていきます。
専用の6穴パンチをお持ちの方はそれを。僕はもっていないので捨ててもいいメモリフィルと重ね合わせて穴の位置を確認して1つ穴用パンチで開けました。


これで完成です!


完成品


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どれも美しい、僕のお気に入りたちです。
今回初挑戦だったためタブの位置が少しずれてしまいましたが、うまく使えています。


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強度ですが問題なくページがジャンプできる強さがあります。
見る度に幸せになれるインデックスシートたちになりました。
あなたもお気に入りのインデックスシートで手帳を飾ってみませんか?

 

繰り返しになりますがクリエイターの作品を複製した物を無断で譲渡・販売することは絶対にしないでください。
かならず個人使用の範囲で制作を行ってください。