以前、ペンケースにしているちいさいひきだしポーチの中身の見直しを行いました。
すると「文房具を集めすぎてしまって断捨離できなくて困っている」とのコメントをInstagramにていただきました。
そこで今回は文房具の断捨離基準を僕なりに考察していきます。
断捨離をする意味
僕はミニマリストとは縁遠く、物に囲まれた生活が好きです。
本は少なくとも800冊は所有していますし、ジャニーズのグッズはクローゼットと飾り棚にたっぷり。収納棚はがらりとしているよりぎっしり好きな物がひしめき合っているほうが満足できます。
しかしやはり住居スペースは限られています。
そこで僕はより好きな物の密度を上げるために断捨離をしています。
そんなに好きではないもの・必要でないものを手放し、本当に必要な物や大好きな物に囲まれた生活をする。そんなスタンスの断捨離です。
残すもの・手放すもの
どんなものを残すかは人それぞれこだわりがあると思います。好きなものも違います。
なのであくまで傾向と例だけここでは挙げます。
残すもの
- 貴重なもの(限定発売の推しグッズ)
- 記録しているもの(日記帳・過去の手帳・印刷した原稿)
- 現在使っているもの
- その中でも使いやすいもの
手放すもの
- 複数所有しているもの
- 現在使っていないもの
- 使いにくいもの
これらの基準を元に僕が実践した実例を挙げます。
文房具断捨離の実例
ノート・手帳類
基本的に僕はノートや手帳類は捨てません。
雑誌の付録などで付いてきたけど好みじゃないから使わなかった、というものは遠慮無く手放します。
また学生時代の勉強ノートは手放しました。勉強ノートは記録というよりインプットノートとしての役割が大きかったため見返すことはないだろうという判断です。
システム手帳のリフィルはカレンダー類と各種記録だけ残しています。
ロルバーンと測量野帳はコレクションしているので残します。
こういう楽しみは持っていていいと思います。
ペン・筆記具
文房具好きだとついつい集めがちな筆記具。僕もカラーペンの収集は幼少期からしていました。世代で言えばプレイカラー2を集めていましたね。
現在もクリッカート、マイルドライナー、サラサクリップを使用しています。
ついつい集めてしまうのですが、僕はここで本当に使うのかを考えました。
僕は絵を描くわけではありません。書いたとしても色鉛筆で塗ることが多いです。そして出先で書くことはまずありません。
なのでカラフルなペンは僕には必要ありません。
またカラーセンスが良いわけではないので色が多すぎると手帳やノートがごちゃごちゃと雑多な印象になり見づらいです。
ということで所有するペンの色を制限しました。
残した色は黒、グレー、青、黄。
たったこれだけです。
ノートを書くときに必要な色の内訳は以下の通りです。
- タイトル⇒黒・グレー
- 副題⇒青
- 主線⇒黒
- 強調⇒黄色
例外として、サラサクリップのブラックレッドとマイルドライナーのマイルドグリーンは残してあります。
前者は問題を解いた際の丸つけと原稿の直しに。
後者はロロマクラシックとの持ち歩き用です。
使用しない色をいますぐ手放しなさい、という話ではなく、使用しない色は家置きにして新しく買わない、くらいの感覚でいいと思います。
カラフルなノートを書くことが好きな人は買う商品を絞るなどが良いかと思います。
また使わないペンや使いにくいペンは手放していいでしょう。
インクが切れてるのに残しているなんてことがありましたらそこは手放しちゃってください。
紙もの・シール・マステ
これらは捨てられないですよね。使おうと思えばいつでも使えるので。
僕は買わないという選択をしました。
収納場所を決めて、例えば折り紙でしたらファイルに入るだけとか、シールならシールブックに収まるだけ、と決めると増えすぎないかと思います。
その他文具
前述したように
- 複数所有しているもの
- 現在使っていないもの
- 使いにくいもの
を基準に考えてみてください。
僕は複数持っていた定規、書き心地が苦手なボールペンや鉛筆、使っていない飾り切りハサミやシルエットで切れる穴開けパンチなどを手放しました。
あくまで使っているもの、使いやすいものを残します。
収集も楽しみの1つ
文房具を好きでいることの中で集めることも楽しみ方の1つです。
しかし集めたものを置く場所がない! となったら困るのも事実。
「好き」の濃度を高めるためにも、一度持ち物の見直しをしてみると良いでしょう。