大学生になって論文を読むことが増えました。
CiNii(サイニー)を使って論文をダウンロードし、読んでメモを取る。
そんなことを繰り返しているのですがダウンロードした論文も貯まってくると整理が大変なんですよね。
そこで今回はEvernoteを使った論文の管理方法をご紹介します。
CiNii(サイニー)の使い方
CiNii(サイニー)とは国立情報学研究所のことで、論文の検索と閲覧を無料で行うことができます。
基本的な使い方は以下の通りです。
論文を検索する
CiNiiのトップページ(画像はスマホ版)には「論文検索」という項目があります。
ここに読みたい論文に関係するキーワードを入れます。
その際、検索ボックスの下の「すべて」を「本文あり」にすることで論文の本文が読めるもののみが検索結果として出てきます。
論文をダウンロードする
論文検索をするとこのように一覧で論文が出てきます。
今回は「在原業平」で検索してみました。
この中から気になった論文のリンクをタップすると「この論文にアクセスする」というリンクが現れます。
その先に進むと「PDFをダウンロード」という項目がありますので、そこからダウンロードして完了です。
CiNiiからダウンロードした論文をEvernoteに移す
CiNiiからスマホやパソコンにダウンロードした論文は端末内のフォルダに保存されているかと思います。
スマートフォンの場合、フォルダから論文を選択し、「送信」から「Evernoteに追加」を選択します。
そうすることでEvernoteに保存されます。
タイトルや保存ノートブックを編集して閲覧しやすいようにしておきましょう。
論文の一覧リストをEvernoteに作る
Evernoteの特徴としてノート同士の内部リンクを作成できることがあります。
「内部リンクをコピー」を選択し、一覧リストとして作成したノートに貼り付けることで論文リストを作成できます。
内部リンクはノートのタイトルが自動的にリンクとして作成されます。
カテゴリや著者ごとに分類したり、メモを書き加えることも自由です。
Evernoteで論文管理をするメリット
複数のデバイスで論文を同期できる
Evernoteはクラウドメモアプリです。
なので論文のダウンロードはスマホで、論文を読むのはタブレットで、などとシームレスに複数のデバイスで論文を読むことができます。
メモを自由に書き加えることができる
論文を保存しているノートの本文に論文を読んだ上でのメモを書き残すことができます。
また、ノートで手書きで取ったメモも撮影して同じノートに保存することができます。
メモと論文をセットで保存することができるというのはとても便利で、読み返すときに特に役立ちます。
Evernoteの検索機能が使える
書き込んだメモやノート名など、Evernoteの検索機能から保存した論文を改めて検索することができます。
また、普段の授業ノートや自学習のメモもEvernoteに保存することで一緒に検索して学習を点ではなく線で繋いで進めることができます。
論文を100本読もう
大学生になったら卒業論文というものを書くことになります。
その前に論文を読む習慣をつけておきたいです。
僕は論文100本ノックと称して今年1年で100本読むチャレンジをしています。
最初は分からなくてもだんだん繋がって理解できるようになるはずです。
もちろんガイドとなる入門書を参照して知識をつなげ、広げていくようにしていきましょう。
学習のサポートにEvernoteを是非活用してみてくださいね。