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小説家の創作ポーチの中身紹介part2 短冊型メモ篇

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前回の執筆道具紹介では紹介しなかった短冊型メモを今回紹介していきます。

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短冊型メモは2種類


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短冊型メモとは無印良品の商品で、40枚100円のお手頃価格の商品となっています。

タイプは2種類。チェックボックスが並んだチェックリストと、4つの四角形の枠が縦に並んだ4コマがあります。

チェックリスト

チェックリストはそのままタスクのリストとして使うことができます。

たとえば、原稿の締め切り一覧だったり、作品作りの工程の進捗リストだったり、イベントの持ち物リストとしても使うことができます、


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またリストとして日課を書いておいてノートの内側などよく見るところに貼るのもいいでしょう。

 

執筆する人以外にも日々のタスクをリスト化することで円滑に物事を進めることができます。

学生さんは今日の勉強することリストなど作ってみるのもいいですね。

 

4コマ

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4コマはその名の通り、4コマ漫画の枠です。

よく漫画描きさんがこれで4コマ漫画だったり、動画クリエイターさんが絵コンテを作っていたりします。

小説家の場合、やはり基本は起承転結でしょう。

物語の流れを流れるままに作ることもできるのですが、やはり型にはめることで説得力のある構成になると僕は考えます。

また、別の使い方としてははキャラメイク。

  • アイデンティティ
  • 過去
  • 現在
  • 未来

とキャラクターを作るときの要素を4項目に分けて考えることができます。

他には僕が実践した物だと、とある男性が様々な女性と出会って恋をするオムニバス小説を書いたときに、

  • この話のテーマ
  • ヒロイン
  • ストーリー
  • このストーリーによる主人公の変化

という項目を作り話をいくつも作り、それを並べて1つの大きな物語にしました。f:id:mizu_blossom:20200830102425j:image

このように、枠があることで「枠を埋めるために考える」という行程が生まれます。

それが過不足なく行えるのがこの4コマなのでしょう。

 

物語の場面を1コマに書いてずっと並べていきたいという場合は「週刊誌4コマノート」という1ページに縦4コマが2列ならんだノートがあります。こちらも100円です。

もちろんそのままでも使えますし、A5サイズの中とじなので裁断してシステム手帳やルーズリーフのリフィルにしてもいいでしょう。

 

1コマひとつ設定や人物を書いてリストにしたり、短歌やSSなどを書く方は1コマ1作品の作品集にしてもいいですね。

 

執筆する人以外でも、朝昼晩おやつ、と献立や食べたものリストにしたり、ノートの方は1コマに1つ数学の公式や英語の構文を書いて自分だけの参考書にしてもいいですね。

 

 

枠が決められているという不自由が生むアイディア

まっさらな白い紙に「さあアイディアを書け」と言われても困惑する人は多いでしょう。何をどう書けばいい? どれだけかけばいい?

そこでこのチェックボックスと4コマがある程度の制約を設けてくれることで、項目で書き出す。4つのかたまりで考える。といった考えるガイドラインになります。

うまく利用してクリエイティブな道具にしていってください。

 

 

 

 

 

 

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